とけいのうた 3歳児クラス
きょうは津田先生の音楽教室の日です。津田先生の音楽教室は、最初に子どもたちが普段歌っている歌を先生に聞いていただくことから始まります。 さくら組さんは、最初に「とけいのうた」を歌いました。時計の針を思い浮かべて元気に歌いました。
作詞:筒井敬介 作曲:村上太朗
コチコチカッチン おとけいさん
コチコチカッチン うごいてる
こどものはりと
おとなのはりと
こんにちは さようなら
コチコチカッチン さようなら
コチコチカッチン おとけいさん
コチコチカッチン うごいてる
こどもがピョコリ
おとながピョコリ
こんちにちは さようなら
コチコチカッチン さようなら
すずめの兄妹 4歳児クラス
ひまわり組さんは、「すずめの兄妹」の歌です。すずめの兄妹が電線の上でなにかお話ししています。何のお話をしているのでしょうか。かわいいわらべ歌を先生に聞いていただきました。
すずめの兄妹が電線で
大きくなったら 何になる
大きくなったら タカになる
大きくなったら ペンギンに
チュンチュン チュンチュン
チュンチュン チュンチュン
チュンチュン チュンチュン
チュンチュン チュンチュン
だけど大きくなっても
すずめはすずめ チュンチュン
おてらのおしょさん 4歳児クラス
津田先生は、童歌(わらべうた)や昔の遊びを音楽指導に取り入れておられます。童歌や昔の遊びに出てくる音、リズムが子どもたちの音楽的な感性を高めていくそうです。また、昔の遊びの中でよく出てくる、手遊びは、歌いながら楽器を使う練習にもなるようです。きょうは、「おてらのおしょさん」をしました。ご家庭でもみなさんで遊んでみてください。
せっせっせ~の
よいよいよい
お寺のおしょさんが
カボチャの種をまきました
芽がでてふくらんで
花が咲いたら しぼんで
忍法使って空飛んで
スカイツリーにぶつかって
救急車で運ばれて
カミナリゴロゴロ
じゃんけんぽん
にじ 5歳児クラス
ききょう組さんは、「にじ」を歌いました。雨がやみ、晴れて鮮やかな虹がかかります。そんな情景を思い浮かべて歌いましょう。
作詞:新沢としひこ 作曲:中川ひろたか
にわのシャベルが 一日ぬれて
雨があがって くしゃみひとつ
くもがながれて 光がさして
みあげてみれば
ラララ にじが にじが
空にかかって
きみの きみの 気分もはれて
きっと明日は いい天気
きっと明日は いい天気
~情景を思い浮かべて・・・~
今回3歳児クラスで歌った「とけいのうた」には、こどものはりとおとなのはりがこんにちは、さようならという歌詞がでてきますが、時計にあまりなじみのない年代の子どもたちにとっては、なかなかその情景が浮かんでこないものです。デジタル時計を普段使っているとまったく歌詞の意味が分からないかもしれません。そんな子どもたちに、時計を見せて、長針がおとなのはり、短針がこどものはりと説明し、時計を回して、長針と短針が重なると、こんにちは、離れるとさようなら、と見せてみると、歌詞の内容を的確に伝えることができます。
5歳児クラスの「にじ」は雨がやんで、お日さまがでてきて、そこに鮮やかな虹がかかる。あたりの様子が一変してぱっと明るくなる・・・そんな、情景を思い浮かべて歌うことが大切になります。
歌を歌うときに、歌詞が表現する情景を理解し、その情景を思い浮かべて歌うと、同じ歌でもまったく違った歌になるような気がします。津田先生の音楽教室にて、単にうまく歌うのではなく、いかに歌詞の情景を表現できるようにするかを子どもたちは学んでいきます。